現在、認知行動療法(Cognitive Behevioral Therapy;CBT)という、人の物事の受けとめ方(認知)と対処の仕方(行動)に焦点をあてた治療法が様々な疾患、問題に対して有効性を示すことがわかっています。CBTは数多い心理療法・精神療法の一つで、それそのものは様々な技法の集合体ですが、各疾患や問題に対してどのような組み合わせの介入が有効なのかという研究が進んだことが背景にあります。
不眠症への認知行動療法(CBT-Insomnia)もその一つで、刺激統制法や睡眠制限法、筋弛緩法といった技法の組み合わせが有効と言われています。
当院も以前から取り組んでおりますが、さらなるバージョンアップを目指して、当院で働く臨床心理士の先生お二人に全国研修に行って来てもらいました。
その結果、このCBT-iをよりみなさんに役立てるためには、より患者様一人一人の実態に合わせた修正、調整が必要ということで、もちいるテキストや治療を進める順番などもできるだけ「オーダーメード」で今後は提供させて頂く予定です。
全体の構成としては、最初にそもそもこのCBT-iが適当かどうか、どのように進めるかを判断するための50分面接、それにCBT-iを50分×5回を基本としつつも、こまかい点はお一人お一人に合わせて調整していきます。
今後もさらに充実させていく予定ですので、ご希望の方は診察、受付までお申し出ください。
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