こころの悩み

こころの悩みについて

眠りの悩みにこころの疾患が隠れていることも多くあるように、近年はこころの悩みを持つ患者さまが増えてきました。
当クリニックでは、精神保健指定医である医師が豊富な経験をいかして、適切な診療を提供しています。他にも常駐する臨床心理士によるカウンセリングを含めた治療(保険診療外)があり、特にカウンセリングを一度受けた方はその質の高さに驚かれることも多く、症状によっては高い治療効果を発揮することも多くあります。

当クリニックは適正な薬物治療を行います

他院で大量に薬を服用していた方でも、当クリニックで自分に合う薬が見つかり、薬が減ったという方も多くいらっしゃいます。
患者さまが安心して薬を服用できるように丁寧にアドバイスさせていただき、薬を減らしたいという方には離脱症状(薬をやめる時に起こる症状)にも十分に配慮しながらご指導します。

神経発達症(発達障害)

発達の進み方が特徴的で周囲の理解が必要な疾患

「脳機能の発達が関係している、生まれながらの障害」というのが、神経性発達症(発達障害)の定義です。幼少時から典型的な傾向が見られ、早期に気付かれる人もいれば、周囲から変わった人と思われ、本人も生きにくさを感じながらも、なんとか社会生活を営んでいる人もいます。
神経発達症(発達障害)は主に3つに分類されますが、神経発達症(発達障害)の方は、全般にコミュニケーションや対人関係を作るのが苦手です。複数の障害が重なって現われることも多く、障害の程度や年齢、生活環境などによっても症状の現れ方は異なります。
大切なことは、親のしつけや教育の問題、本人のわがままなどではなく、脳機能の障害によるものだと理解することです。周囲が理解し、接し方や環境を変えることで本来持つ力が発揮できるようになります。

神経発達症(発達障害)のタイプ

3つの神経発達症(発達障害)の特徴をそれぞれ以下に述べますが、これらの特徴・症状があっても、本人や周囲が困っておらず、問題なく学校・社会生活が送れているのであれば、それは「障害」ではなく、「個性」です。

自閉症スペクトラム(ASD)

自閉症スペクトラムは、「広汎性発達障害(PDD)」とほぼ同じ概念を指し、「自閉症」、「アスペルガー症候群」、「特定不能の広汎性発達障害」などがこの中に含まれます。

CHECK!

「自閉症スペクトラム」にはこんな症状が現れます

人とのかかわりが苦手
空気や場が読めない 
言外に含まれる意味を汲み取れない
刺激に反応しやすい
感情を爆発させやすい(または抑圧しやすい)
予定外のことに臨機応変に対応できない
規則性や秩序に極端にこだわる
知覚が非常に敏感(または鈍感)
あいまいさが苦手で白黒つけたがる
身体を使うことが苦手で不器用
注意欠陥多動性障害(ADHD)

「不注意」「多動性」「衝動性」の3つの要素が見られる神経発達症(発達障害)です。周囲には障害として理解されにくく、粗暴で落ち着きのない子と思われたり、大人の場合は、集中力がなく自己管理ができないという否定的な評価をされてしまいがちです。

CHECK!

「注意欠陥多動性障害」にはこんな症状が現れます

長時間じっと座っていられない
気が散りやすく、集中力が続かない
今やるべきことと違うことに手を出す
失くし物や忘れ物をしやすい
約束を守れない、間に合わない
事前によく考えて行動できない
ケアレスミスが多い
部屋を片付けるのが苦手
思ったことをすぐ口にする
衝動買いをしやすい
学習障害(LD)

全体的な知的発達に関しては、特に問題が見られるわけではありませんが、「聞く」「話す」「読む」「書く」「計算する、または推論する」能力のうち、特定の分野を習得することや使うことに著しい困難を示す神経発達症(発達障害)です。

CHECK!

「学習障害」にはこんな症状が現れます

人の注意をうまく理解できず同じ失敗をする
文章のどこを読んでいるのかよくわからなくなる
誤字脱字やスペルの間違いが多い
電話を聞きながらメモを取れない
会議録やレポートが書けない
漢字を覚えるのも書くのも苦手
文字の形や大きさがバラバラになる
お釣りの計算や金銭管理ができない

●気になる項目がある方は当クリニックにご相談ください。

当クリニックの治療

当クリニックでは、基本的に成人の方の神経発達症(発達障害)を治療しています。症状の現れ方が神経発達症(発達障害)の種類と個々により異なるので、社会性、コミュニケーション、想像力などについて、適応困難の程度をきめ細かくチェックし、治療方針を決定していきます。
たとえば相手の気持ちを汲み取ることが苦手な自閉症スペクトラムの方が営業職に就くのは無理があります。しかしデータの分析などなら誰よりも根気強く正確に仕上げられるかもしれません。注意があちこちに向きがちな注意欠陥多動性障害の方は、タイマーを活用することで社会生活がスムーズになることもあります。学習障害の方は、苦手な分野の能力を必要としない職種選びが大切です。このように、神経発達症(発達障害)は、周囲の理解によって状況がよくなることが多々あります。
そのため当クリニックでは、生活のどういう側面でお困りなのかを臨床心理士が詳しく伺い、適切な診断の上、ご本人の特性がプラスに生かされるように、丁寧な解説と支援を行います。
また自閉症の方は特に、他人の意図を読んだり、自分の気持ちを整理して話すことが苦手な傾向にありますので、カウンセリングにおいては、経験豊富な臨床心理士が安心できる環境で、ゆっくりと、言葉にするのをお手伝いいたします。

神経発達症(発達障害)の治療の流れ

成人で神経発達症(発達障害)について診断や支援を希望される方へ、当クリニックの基本的な診断、支援の流れをご紹介いたします。

STEP1.予約

電話でご予約をお願いいたします。0120-412-271

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STEP 2.初診

ご来院後、質問シートにご記入いただき(30~60分)、その質問シートをもとに臨床心理士による面接を行います(60~90分)。
その後、医師による診察と今後の流れを説明いたします。

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STEP 3.構造化面接

初診の結果、詳細な検査を受けていただくことが望ましいと診断された方は、ご予約の上、後日、構造化面接を行います。検査時間は個人差がありますが、1回90分×1~4回くらいです。

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STEP 4.発達検査

初診と構造化面接の結果、さらに詳細な検査が必要または有効と思われた方は、ご予約の上、後日、発達検査を行います。必要な時間や回数は個人差がありますが、全体で2時間程度かかるため2回に分けて実施する場合もあります。

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STEP 5.診断と支援

面接や検査の結果にもとづき、発達検査終了後1週間後以降に、臨床心理士が診断や検査結果の説明を行い、医師が診察・診断と今後の治療方針の説明をいたします。状況と必要に応じて、診察、薬物療法、心理面談(有料)を行います。

※初診の結果やご要望により、「構造化面接」や「発達検査」は行わない場合もあります。※費用などの詳細やご不明な点は当クリニックスタッフまでお気軽にお尋ねください。

うつ病

ずっと気持ちが落ち込む、だるいなどの疾患

うつ病は身体のエネルギーが低下したような状態です。気分が沈むことは誰にでもありますが、ずっと沈んだままで回復せず2週間以上続くようであれば「うつ病」の可能性を考える必要があります。
近年は「軽症うつ病」が急増し、日本の生涯有病率は20%(男性15%、女性25%)といわれています。それだけ誰でもかかる可能性がある疾患なのです。
うつ病はどちらかというと「身体病」であり、「精神病」ではありません。適切な治療を行えば治る疾患だといえます。

CHECK!

「うつ病」にはこんな症状が現れます

眠れない(特に深夜や早朝に目が覚める)
考えが止まらない
食欲がない(砂を噛むような感じがする)
意欲がない
性欲がない
何をしても楽しくない
倦怠感や脱力感がある
自分なんか死んだ方がましと思う

など憂鬱な気分が長期間続く

●気になる項目がある方は当クリニックにご相談ください。

原因

誤解されがちですが、うつ病はその人のこころの弱さが原因でなる病気ではありません。
脳内のセロトニンやノルアドレナリンといった神経伝達物質の減少によって引き起こされると考えられています。これにより思考や感情が鈍くなるのです。
よくいわれるストレスや性格、生活環境の関与も確かにありますが、これらは誘因や素因といわれ、必ずしも関与しないこともあります。

当クリニックの治療

早期発見・早期治療でうつ病は治ります。治療の初期は休養と薬物療法が基本です。

投薬治療

抗うつ薬を服用すると、個人差はあるものの3カ月くらいで症状が改善できます。できれば1年間くらい服用を続けると再発が防げるといわれています。
薬の効果を高めるためにも個人の判断ではなく、経験豊富な医師のアドバイスに従って服用しましょう。

カウンセリングや職場復帰プログラム

再発予防のためにも、当クリニックではカウンセリングをお勧めしています。悩みが整理されるだけでなく、再発予防に必要な知識や技能を身に付けることで、より安定した回復や成長が期待できます。
またうつ病などで休職されている方には、「職場復帰支援プログラム」も実施しています。個別のカウンセリングだけではなく、集団での治療を行うショートケアに参加していただくことで、より安心して職場復帰していただけるとともに、再発も抑えることができます。

双極性障害

躁状態とうつ状態の波を繰り返す疾患

双極性障害とは、以前は「躁うつ病」と呼ばれていた病気です。周囲に迷惑をかけるほど気分が病的に高ぶってしまう「躁状態」と、気分が落ち込み、何もする気が起きない「うつ状態」の両方を繰り返します。

CHECK!

「双極性障害」にはこんな症状が現れます

躁状態の時

  • 数日間ほとんど寝ること無く動き回る
  • 休む間もなくずっと喋り続ける
  • 高額な買い物など無謀なことをする
  • 自分の能力を過信した誇大妄想を持つ

軽い躁状態の時

  • 人が変わったように元気
  • 短時間睡眠でも平気
  • いつもより人間関係に積極的
  • 気分爽快でいつもより調子がいい

うつ状態の時

気分が落ち込みやる気が出ない
身体がだるく疲れやすい
すべてのことに興味が持てない
何をしても楽しいと思えない
食欲が減退または亢進している
体重が増減している
自責感がある
死にたいと考える

●気になる項目がある方は当クリニックにご相談ください。

双極性障害は、「躁」の状態に応じて、大きく「双極Ⅰ型」と「双極Ⅱ型」に分けられます。双極Ⅰ型は躁状態の波が大きく、双極Ⅱ型はⅠ型に比べると躁は軽度ですが決して軽症という意味ではなく、症状をコントロールしにくいという特徴があります。

原因

双極性障害は、精神疾患の中でも身体的な側面が強く、遺伝的要素が大きいと言われていますが、はっきりとした原因はよくわかっていません。感情の波が大きく触れ始めるのは本人も意図していないところで始まりますので、疲れていたり、睡眠不足だったり、そのようなストレスが発症の誘因や悪化要因に関係していると言われています。

当クリニックの治療

明らかな躁状態とうつ状態の繰り返しがあり、最初から双極性障害を疑って受診されるケースは少なく、ほとんどの方は、まずうつ状態で受診されます。その後、うつの改善を目的として処方された「抗うつ剤の反応性が悪い」とか「怒りっぽくなった」などの症状が出たり、カウンセリング中に本人にも自覚がなかった過去の躁状態をご家族が思い出して、初めて双極性障害と診断されることが多いのです。
当クリニックでは、感情調整剤を主体に、それまで服薬していた抗うつ剤を減らしたり、時には抗精神病薬も用いながら、感情の波をコントロールしていきます。
一度安定してしまえば、落ち着いている状態を長くキープされる患者さまも数多くいらっしゃいます。薬の服用で嘘のように穏やかに過ごすことができますので、身内の症状でお悩みの方は、ご相談ください。

パニック障害

息苦しい、動悸、痺れなどの発作を起こす疾患

息苦しい、胸がドキドキする、手足が痺れるなどの症状が起きて、死んでしまうのではないかというほどの恐怖感が起こるのが「パニック発作」です。しかし病院で検査しても身体的な疾患はみられないという場合に多く認められます。
そして「またあの発作が起こるのではないか」と不安を抱くことを「予期不安」といいます。電車やバスなどの公共の乗り物や、美容室や歯科、スーパーのレジや右折レーンなど、発作が起きた時に逃れられない状況にいる時に不安感が強く襲います。
しかし「パニック障害」と思っていても、実は単に軽い不安発作であったり、過換気症候群である場合もあるので、専門の医師に相談することが重要です。

CHECK!

「パニック障害」にはこんな症状が現れます

人間関係でストレスを感じる
人に嫌われたくない
ちょっとしたことが気になる
緊張した際に冷や汗などをかいてしまう
1日にコーヒーを5杯以上飲んでいる
急に手が震えだす
急な手の震えを何度も経験している
自宅にこもっている
交通機関を利用して移動するのが怖い

●気になる項目がある方は当クリニックにご相談ください。

原因

疲労や精神的ストレスがきっかけになることが多いようです。
身体的にはノルアドレナリンやセロトニンなどの神経伝達物質の働きに異常があり、それらの物質が関係する脳幹や延髄に機能的な問題が生じている場合もあります。

当クリニックの治療

認知行動療法

本来は必要のない場所で強い不安や恐怖を感じることが中核症状なので、徐々にいろいろな場所へ出かけて、ここにいても大丈夫といった安心感と自信を獲得する練習をします(外出訓練や暴露訓練)。
当クリニックでは経験豊富なカウンセラーが常駐しているので、カウンセリングでサポートを受けることも可能です。

投薬治療

不安や恐怖をコントロールする抗不安薬を用いることで、治療効果が高まります。

社会(社交)不安障害

“あがり症”のように人前に出る恐怖感のある疾患

「社会(社交)不安障害(SAD)」は、以前は“あがり症”や“恥ずかしがり屋”といった性格の問題と捉えられていましたが、近年では疾患であることが認められました。
具体的な症状としては、他人に悪い評価を受けることや、人目にさらされる行動への不安により強い苦痛を感じます。それに伴って身体症状が現れたり、次第に人目を避けるようになると日常生活に支障をきたす場合もあります。

CHECK!

「社会(社交)不安障害」にはこんな症状が現れます

人前でかなり不安と緊張をする
電話を出たりするとかなりストレスを感じる
人に見られていると落ち着かない
異性の前で赤面することが苦痛を感じる
人にどう思われているかが苦痛を感じる
緊張のあまり大量の汗をかく
人の前で字を書くと手が震える
静かな場所で腹がなるのではとストレスを感じる
人に遭う前に何日も悩むことがある
人に評価されることが非常に怖い

●気になる項目がある方は当クリニックにご相談ください。

原因

脳内の神経伝達物質のバランスが乱れることによって起こると考えられています。
多くの患者さまは、緊張する場面で動悸や力みなど自分の緊張反応だけに注目し、注目するあまりにさらに緊張が強まる傾向があります。
そしてそうした場面を避けることにより、ますます緊張しやすくなるという悪循環を招いているのです。

当クリニックの治療

カウンセリング

自分の中で緊張している部分だけではなく、リラックスして動じていない部分に着目する練習や、緊張を生み出す自分自身の考え方にも焦点をあてて、緊張をちょうど良い程度にまで整える練習を行っています。
薬だけでは効果を実感できない、薬を服用したくない場合にお勧めです。

投薬治療

うつ病やパニック障害と同じ保険適用の薬を服用し、緊張の程度をちょうど良い程度に鎮めます。

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